2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

世界のうちの異世界をいかに表現するか-都美印象派展

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』 上野で「印象派」や「モネ」といった名が冠された展覧会を目にするのは何度目だろうか。今回の印象派展もまさかの上野の森美術館での「モネ展」と同時開催、それにも関わらず展示室内は客でいっぱいになっ…

身体と記号の間のリミナリティーMOTアニュアル2023

『MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ』@東京都現代美術館 全体的に、身体性とデジタルの間のリミナリティに切り込む展示が目立った。数ヶ月前にはホックニーの絵画を空間いっぱいに陳列していた美術館だが、今回は都内の大学の理工系の研究室…